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さぶ老のつぶやき

目次

 おもてなし 大義名分 神経症 かたくりの花 ハスラー 緩やかな定年 信頼 

こだわり 慣れ 社会人としての適格性 善意のおしつけ 言い訳 理想 

 

 

 

おもてなし

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ドイツでは客への友情を意味し、オランダでは客の自由を意味するらしい。

日本はもてなしを受ける慣わしだから、

きらいな料理を食べ、飲めない酒を飲まなくてはならないのだ。

 

 

 

大義名分

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「殺られたら殺る」は返報の法則で大義名分。

「殺ったら殺られるから殺らない」の知恵によって、ネアンデルタール人は絶滅の危機を免れた。

しかし明治政府の知恵は「あだ討ち禁止令」で「殺られても殺るな」。

その昔イエスは十字架にかかり、「友のために死ぬ」愛を教え、キリスト教の礎になった。

 

いま世界は、イラクに「殺られる前に殺る」大義名分を形成しつつある。

中世の魔女狩りや十字軍、この前の太平洋戦争の大義名分を忘れないようにしたい。

 

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神経

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ここ5ヶ月間の治療で熟睡できるようになった。

それまでは寝込み2時間から朝まで、胃が硬直して寝れなかったのだ。

かれこれ5年の病。この症状は、当初は夕食が遅くなった時に起きた。

だから消化不良かと胃腸薬を服用したり、しばらく軽い睡眠薬を使ってみた。

胃カメラで検査をしたら、健康の見本。

東洋医療のまねごとで指圧を試したら、効きそうな感じで効いていない。

タバコとお酒をやめたからかと、のみなおしてみた。

 

神経症かと気付いて、自己診断をしたら、原因らしきことが、いっぱいあった。

治療法は自分の開放、つまり自分の考えの受容。

それは、他人に合わせず自分の共感者を求めないこと。

 

 

 

「かたくり」の

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無性に行きたくなって里の山に登った。久々に汗をかいて山を満喫した。山はいい。

帰ったら家内から問われた。「かたくり」が良かったでしょう。

 

3日後に家内の案内でまた登った。

山道は わき道が多い。 道をまちがえながらも「かたくり」の咲く集落に出会った。

「踏んだらだめ」と云われながら地面に這いつくばりながらシャッターを切っているうちに、

優しく「かたくり」に接している自分に気が付いた。

 

 

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ハスラー

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語源はhustle

ぐいぐい押す; 急ぐ[がせる]; せきたてて…させる (into doing);

 [[米話]] 押売りする; [[米話]] あくどい金もうけをする; [[俗]] 売春婦として働く.

n. 押合い; 急ぎ; 大あわて; 元気はつらつ; 精力的な活動; [[話]] 詐欺.

hustler

n. [[話]] 活動家, やり手; [[俗]] ぺてん師; [[俗]] 売春婦

 

せきたてる者には注意せよ

 

 

 

緩やかな定年

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パートにも定年があって、4月からは定職がなくなる。

ふりかえると、57才で定年、60才まで再雇用されて、65才までがパート社員。

制度に翻弄されていたようでしたが、これで良かったと思います。

「緩やかな定年」を迎えた感じで、定年という実感がありません。ショックがなさそうです。

このような制度は、つぎはぎのようですがいいところもあったのです。

猛烈社員の定年ショック対策に効き目ありかとおもいます

 

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信頼

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120円入れたらコーヒーがでる、自販機の仕掛けは分からなくても信頼してる。

はかりの原理を知らなくても、はかれる。

二進回路が分からなくても、二進法は理解できるし高度な設計ができる。

注意すべきは、こんなに仕掛けが良いのだとアピールして、信頼性をカモフラジュすること。

 

大切なのは、ブラックボックスでも、

インップットとアウトプットの関係が約束されており

信頼できること。

 

 

 

こだわり

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さきほどまで見ていたNHKの10代しゃべり場の余韻に浸っています。

「素質がなければ努力してもムダ」の提案に対するしゃべりっちは、

およそ、自分にこだわり続けること。

 

僕は あの世代であそこまで人生を思考していただろうか。

思い出すのは太平洋戦争終戦前後のひもじかったこと。

その後は生きることが精一杯で、食べることにこだわり続けていたようです。

 

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慣れ

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いつものこと。

駅を降りると、不法駐車の自転車が先をさえぎり、残された狭い道を人は上手に行き交い、

僕も馴れていて、何ら支障を感じない。

 

昨日のこと。

不法駐車の黄色い張り紙を付けたままの自転車が僕を追い越して行くではないか。

駅前から不法駐車の黄色い張り紙を付けたまま、50mも走ってきたはず。

恥ずかしげも無く、むしろ悠然と黄色い張り紙をひらひらさせながら走り去った。

 

今日になって、昨日のことが気にかかる。

黄色い紙は、荷台にもハンドルにも張り付けてあったから、気付かなかったわけではないはず。

「平気でうそをつく人々」や「診断名サイコパス」には、もっとひどい人物が登場し、

関りあうなと、筆者らは忠告していたように思う。

電話や訪問販売の強引さなど関連したことを次々に思うが、

慣れてしまって以前ほど気に障らない。

 

こんなことを思い出す

電車中のこと べたつき離れないカップルがあった

そこへ おやぢさんが近づいて話しかけた

無視して続ける若者

おやぢさんが怒った

電車の扉が開き若者は下車した

 

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社会人としての適格性

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東京の新大久保駅のホームから転落した男性を救助しようとして

韓国人留学生と日本人カメラマンが線路に飛び降りたところに電車が突入してきて、

3人とも遂に帰らぬ人となった痛ましい事故があったことはまだ記憶に新しい。

 

信号が赤なのに遺路に飛び出した幼児を救った人。

ユダヤ人を脱出させるために国の命令に背いた杉原千畝。

彼らを「禁止事項」に違反したのであるから

「社会人としての適格性」に欠けると観る人が居る。

 

 

 

善意のおしつけ

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良い事をしている人は、悪いこととは気付くはずがない。

自分ができないことや自分の理想を押し付ければ被害者が生じる。

 

自分が見えないから「あなたが悪い」

 

 

 

言い訳

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「泥棒した物を、泥棒して、なぜ悪い」と思えば良心の呵責に悩まされなくても良い。

「泥棒した物を、泥棒することは良い事だ」となれば善なる行為になってしまう。

 

 

 

理想

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理想はきれいなもの、美しいもの。

僕も理想を求めようとしますが、「理想だけどきれいすぎる」としばしば現実に引き戻されます。

また、理想を追いかけ求めれば求めるほど、

自分とかけ離れた見せかけの自分(理想ずらした自分、仮面の自分)が

成長しているように思う。

 

どうも頑張らない方がよさそうです。

「そんなに急いでどこに行く」

 

 

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